Meridian Explorer2発売のお知らせ

代理店のハイレスミュージックよりMeridian Explorer2発売のアナウンスが有りました。

Exploere初代モデルは店頭でもデモ経験が有りますが、サイズからは良い意味で裏切られるような肉厚なサウンドの印象を持っています。Ver2モデルは、MQAに対応しています。

詳細はこちらをご参照ください(PDFファイル)。

MQAのサウンドはまだ未体験ですのでコメントは控えますが、大きな特徴としては、FLACやALACと同じ可逆圧縮で、従来よりも大幅にファイルを圧縮。従来のPCMデーターは無音部分もデーターとして記憶しているそうですが、このMQAはその部分の情報を保存しないことで大幅に容量を小さくしているそうです。

また、ここからがMQAの最大のメリットになりますが、従来のデータと比べて、プリエコーが1/10程度、ポストエコーも1/5程度に圧縮しているそうです。これは、マスター音源からMQA音源を作成する時点で適用されるEncapsulation(カプセル化)と呼ばれるサンプリング技術によるものです。

詳細な技術は分かりませんが、メーカーによると

従来のサンプリング技術でも、マスター音源に忠実なデジタルデータ化自体は可能だったが、再生装置側のDACでオーバーサンプリング処理などを経ると、プリエコーやポストエコー、つまり時間軸方向のボケ、にじみが生じていたそうです。そこで、MQAは発想を転換し、ボケ、にじみがが出ることを想定し、再生装置を経由したあとのアナログ波形が、より原音に近くなるようにサンプリング手法にメスを入れているそうです。

既に販売中のDIRECT DAC における、アポダイジングフィルターによるプリリンギングを効果的に除去した素直なサウンドは非常に魅力的です。

MQAによって音源そのものにメスを入れたサウンドがどうなるのか早く聴いてみたいですね。

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