U-BOYです。
CH Precisionのプリメインアンプ、I1の紹介です。
日本にはあまり導入されませんが、海外だとハイエンド・プリメインアンプというカテゴリーが存在します。
省スペースで高品位な再生をしたいという需要があるからでしょう。
このI1は同社のC1とA1をワンパッケージにしたコンセプトモデルですので、価格もある程度想像できると思います。
一体型としては最高級ともいえる480万(税別)です。
C1は”D/Aコントローラー”という名称が付けられているとおり、単純なDACにとどまらず、ハイブリッド・デジタル・アナログボリュームコントロールを搭載し、高品位なプリアンプとして機能します。
PCMは44.1系は352.8kHzに48系は384kHzにアップコンバート、DSDは高周波ノイズを取り除くためにPCM352.8kHzに変換して再生されます。
すべての信号をPCMに変換する考え方は他のモデルと同様です。
また、オプションボードで拡張できるのが同社の強みの1つですが、このI1には既に最新のHDボード、RoonReadyやMQAにも対応済みのEthernet Streaming HD Board、アナログ入力ボードをビルトインしています。
Roonでのコントール画面。96kHz信号がハードウェア側で384kHzにアップコンバートされているのが分かります。
同じくイーサネットボードによるUPnP再生。OpneHomeには非対応なので、Fidataのアプリで動かしています。
アンプ部は、ゲイン設定はできませんが、ネガティブ・フィードバック値を可変できるあたりは他のパワーアンプと同様です。
デジタル系が最新ボードに換装されている強みもあると思いますが、さすがにその辺のセパレートアンプを凌駕するクオリティーを持っています。
店頭では同社D1からHDリンク接続、イーサネットでRoonReadyいずれでもご試聴可能です。
メーカーデモ機につき、1点のみ特別価格でご提供します。