Constellation Audio PERSEUS を期間限定デモ中です。

Constellation AudioのフォノイコライザーPERSEUSを期間限定で展示中です。

Constellation Audioの代名詞といっても過言ではない、フォノイコライザーPERSEUSお借りする機会をいただきました。

見た目は、非常にシンプルで美しく操作部もタッチパネルと非常に現代的なデザインですがメイン設計者は、かのジョン・カールです。四半世紀立っても彼の新たな製品にかける情熱、古い素子や、やり方にこだわらない柔軟な発想力が、Constellation Audioのすばらしさの一因になっているのだなあとつくづく感じました。

PERSEUSの音の良さの要因の一つにその独特の信号回路の構成があるそうです。

信号回路は、J-FETとMOS-FETを使用した、コンプリメンタリーバランス回路で構成されていますが、特に入力段では音質に優れたJ-FET素子を選別使用。
HOT側回路用に5ペア、COLD側回路用に5ペアをそれぞれカスコード接続することにより、ノイズレベルを通常の5分の1以下に押さえることに成功しています。

この入力段の素子はすべてサーマルカップリングされておりすべてのJ-FET素子が均一な温度下で動作をすることによりDCドリフトとサーマルノイズを完全に排除しています。

音を聴いてみると、決してハイスピードなわけではないのですが、針を落としてすぐに、その豊潤で滑らかなサウンドに魅了されます。

どちらかというと、温かみのある音ではあるのですが、空間は非常に広く、定位も非常にきちっとしており、音像もはっきり・くっきりとしています。

だからと言って出音がドライになることは無いのです。
背景のノイズレベルが非常に低いのですが、そこにわざとらしさが全く無く、まさに”機材が消えて音楽だけが存在する”といった印象になります。また既存のシステムの弱点をあたかもカバーしてくれるような印象もあります。

価格は決して安いといえる代物ではないのですが、流石のクオリティーであると認めざるを負えませんし、これを所有してしまえば、フォノイコライザーは、もう買い替えなくても良いかなと思わせるような唯一無二の魅力があります。

今回の試聴では、そこまでハイレベルのターンテーブルシステムで試聴したわけではないのですが、それで”こんな音が出るの?”といったサウンドになりましたので、上位クラスのターンテーブルでは、想像もつかないサウンドになるに違いありません。

是非、この機会にご来店いただき、そのサウンドをご体験ください。

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