U-BOYです。
Kuzmaのアナログプレーヤー、STABI S コンプリート・システムⅢアドバンスをお借りしました。
1/20までの短期間ですが店頭デモしております。
カートリッジは同社のCAR-40、フォノケーブルにヨルマフォノを使用しています。
Kuzmaというと、筐体が無いスケルトンボディが目を引きます。
強固なブラスの円柱を組み合わせたT型のベースは、余計な共振を避けるためのもので、弱音のニュアンスから開放的な音にも貢献していると思われます。
工作精度も高く回転も非常に安定しています。
試聴にはCAR-40、ヨルマフォノを経由して、イコライザーはSoulnoteのE-2を使用しました。
まず、最初の印象としては、多くの人が連想するアナログサウンド=中低域が充実して力強く、破綻が無く安心して聴けると思いました。
ただ細かい情報もしっかりと出ていて音数はかなり多いです。
同価格帯のプレーヤーの中でも完成度はかなり高い印象を受けました。
高解像度に振ったデジタルっぽいプレーヤーも増えてきましたが、Kuzumaは王道的なプレーヤーだと思います。
調整も理詰めで追い込めるプレーヤーですので、セッティングのし甲斐もあります。