U-BOYです。
展示導入しました805D4を、当店に入荷した中古の805D3と比較試聴してみました。
少し離れて、デザインを眺めてみると、同じ805なのに「こんなにも違うのか!!」というぐらい違った印象に感じられます。
実際のエンクロージャの大きさは、それほど違いがないはずなのに、D3の方が丸みを帯びて見え、D4の方がスリムに見えてまるで全く違うスピーカーのようです。
近づいてみてみると、実際の大きさにそれほど変わりないのですが、アルミ綾構+革による部分の変更とツィーターエンクロージャーの長さが大きく変わっており、その印象に大きな違いを感じさせているのかな?とも思いました。
後部のターミナルも大きく変更されており上位クラスでしか採用していなかったスピーカープラグや背面パネルも美しく仕上げられており、高級感があり満足感をもたらす仕上げになっているように感じられました。
実際の音の違いは?というと805D4、まだ完全ではないものの聴き比べてみると、すでにこの時点で、高域の滑らかな出かたと空間の広がり方が自然であることに気づかされます。
今までD3だけで聞いていたならば、特に不満がでなかった空間の広がり方や、スピード感もD4で聞いてしまうとほんの少し滞りがあったことに気づかされました。
低域においても比較するとD4の方が、伸びやかで自然に滑らかに広がる印象があります。決してD3が劣ったスピーカーではないのですが、確かに価格差の違いが音に正確に表れていB&W社の技術力の高さに驚かされました。今後エージングが完了すれば、どんなすごい音を聞かせてくれのか、いまからとても楽しみです。