Boulder
アメリカ、コロラド州の都市名を冠した”ボルダー”は、レコーディングスタジオ、放送施設などプロの世界で人気を博し、民生オーディオの分野でも第一線で活躍しています。
U-BOYです。
Boulderのフォノイコライザー、1108をお借りできましたので、レビューします。
下位モデルの508は、当店でも過去に何台か販売実績があります。
店頭で現行モデルをデモするのは久しぶりです。
実際の試聴時は、このようにセッティングしています。
プレーヤー VERTERE SG-1PKG、カートリッジ Lyra Atlus λを中心に試聴しました。
極めて現代的な音です。
独自の音色で聴かせるタイプではなく、基本性が高く、ニュートラルで正攻法の音作りです。
ノイズレベルの低さも相まって、情報量がとても多いです。
レンジもかなり広いです。幾分スッキリ目ですが、適度な力感もあり骨格もしっかりとしています。
洗練された音で、現代オーディオの模範のような製品です。