U-BOYです。
YG AcousticsのKipod2 Signatureが入荷しました。
オリジナルのKipodからのバージョンアップ品です。
世代としてはAnat3 Signatureと同じで、現行機種のVantageとCarmelの間の大きさです。
上下で50kgちょっとなので、ハンドリングもしやすいです。
Anat3から採用されたBilletCore コーンは、本モデルでも採用されています。
航空機グレードのアルミニウム合金のかたまりから削り出すユニットは、低歪み、反応の良さに大きく貢献しています。
メインモジュールの18.5cmユニットは、上位モデルのAnatや現行モデルのSonja、Haileyと共通です。ネットワークやツイーターは新製品ごとに改良が加えられていますが、スコーカー、ウーファーユニットはこの時代から完成されています。
今のラインナップにはない大きさで、小型で設置性の高さも魅力だと思います。
初期は、完全なブックシェルフスピーカーにウーファーを追加した構成でしたが、Signature仕様は、ウーファーを追加することを前提としメインモジュール側の負荷を低減させています。
標準タイプ 54Hz のカットオフ設定に対し Signature Package のカットオフは 65Hz です。
スロープもほぼ 24dB と急峻に切られています。(標準タイプは電気的スロープ無し)。