U-BOYです。
NAGRA COMPACT LINEの新製品「COMPACT PLAYER 」と「COMPACT PHONO」を代理店のご厚意により試聴させて頂きました。構成は非常にシンプルでコンパクトなので、このサイズ感でどこまでのクオリティーが発揮できるのか、まえまえから興味がありました。

COMPACT シリーズのコンセプトは、シンプルで洗練された、そして可能な限り正確な表現を追求した製品カテゴリーのようです。また、お値段もお手頃になるように設計されたとのことでした。ただNAGRAの新シリーズとして発表するにあたり、ただ安かろう・小さかろうではなく、こだわるところはしっかりとこだわっているとのころでした。

筐体には、共通して頑丈な切削加工のハードアルミを採用しており、シャーシによって不要な振動、共振から回路を保護しています。コンパクトな筐体なのですが、そのあたり妥協は全くありません。

「COMPACT PLAYER 」は、前回の「Streamer」開発・設計時に培った成果を応用し、クロック設計、電源レギュレーション、多層PCBレイアウトを行うことで、徹底的にノイズ低減をはかることに成功しました。D/A変換については最新の「ESS」ステレオDACチップを採用しています。

「COMPACT PHONO 」は、電源部にデュアルフィルターと超高性能ノイズキャンセル レギュレーターを搭載することによって、電源ノイズを大幅に低減させることが可能になりました。Nagra伝統とも言える高性能自社製昇圧トランスを搭載しており、音の面でも妥協はありません。

実際に音を聞いてみると、非常にしなやかで静かな音がします。どちらも再生ジャンルは、違いますがサウンドデザインが統一されていると感じました。コンパクトなのに非常に良くできている印象があり価格は安いとは言えませんが、丁寧なつくりに納得しました。このサイズ感の商品にしては、空間表現も適格であり、情報量も必要十分に表現されているため、今後発表されるであろう別売り電源のCompact PSUや専用ボードのCompact VFSが加わると、どんな進化が見られるのか、今から楽しみです。
ご興味のある方は是非当店までお問合せください。


