Sonus faber Omnia 試聴レポート

U-BOYです。
Sonus faberのOmniaをお借りしましたので試聴レポートします。

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Omniaはソナス・ファベールが培ってきた伝統と最先端技術が融合した、オール・イン・ワンのオーディオシステムです。

コンセプトが、”ぬくもり”ということで、いかにも”オーディオ”といったデザインではなく、かと言ってコンポーネントの特有の洗練さも持ち合わせており、高級家具にも通じる、”真の大人向け”の製品であるなと感じました。

その存在感は、主張しすぎない、特有のおさまりの良さを感じます。

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こんな見た目の一体型コンポ―ネントなので、奇異に見られがちですが、最新技術も搭載されています。

代表的なものが、この製品のために開発された「CRESCENDO(クレッセンド)」テクノロジーです。

「CRESCENDO(クレッセンド)」テクノロジーは、ステレオ信号を巧みにミキシングする最先端のシグナル・プロセッシング技術により、本体左右に搭載されたドライバー・ユニットを効果的にドライブ、遅延や位相動作を最適化することで、より広いサウンドスケープを作成できます。

本機はバイポール(正相)、ダイポール(逆相)を組み合わせることにより、はるかに大きなステレオのように聞こえさせることで、サウンドステージの広がりと開放的で包み込むようなサウンドを生成し、リスナーはより音楽に没入できます。
さらに本機の設置位置が「壁に近い場合」、もしくは「壁から離れている場合」の2種類に応じた最適な動作が可能です。

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実際に本機を試聴してみると、本当にこれが一体型の音なのかと思わせるほど、その完成度の高さに驚かされます。

コンセプトモデルとして、各社がこのようなスピーカ―を出しがちですが、それらとは一線を画すものであり、音だけを聞いてしまえば下手なプリメインアンプとスピーカーの組み合わせでは、太刀打ちできないことがよくわかります。

全体のバランスのよさ、スピーカーのグルーブ感など、文句のつけようがなく、さらに音量を上げて聞き込んだ時の音の緻密さは、本当に素晴らしいものがあります。ROONとも連動しているだけではなく、付属のアダプター利用でアナログ入力かフォノ入力(MM)が選べ、一体型とはいえオーディオとしての面白さも十分に持ち合わせています。

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底面の入力部 中央左からHDMI、LAN、ANALOG(PHONO、LINEは右のスイッチで切り替え)
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付属のANALOG外部入力アダプター
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ANALOG外部入力アダプターを接続した状態

AirPlay 2、Chromecast、Spotify Connect、TIDAL connect、Roon Readyといった豊富な接続に加えて、アナログ入力、ARC対応のHDMI入力も備えておりますので、リビングオーディオとの親和性が極めて高いです。

ご興味のある方はお気軽にご相談ください。       

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