U-BOYです。
HSE SWISS REFERENCE LINE7を試聴させて頂きました。
プリリスニングのためにA級のヘッドフォンアンプを搭載し、フロントパネルにあるボリュームノブでコントロール可能。レコードの楽しみ方が一気に広がります。
メインとなる出力ゲインは同じくフロントパネルにあるもう一つのボリュームノブで調整可能で、これらのノブは純金に限りなく近い960/1000 pure gold(23.2カラット相当)を使用してハンドポ リッシュ。独特の美しさと高耐久にも貢献しています。
入力モジュールはML-7と同様のゼロオームA級超低ノイズヘッドアンプを採用し、最高のオーディオパフォーマンスと最小のノイズが保証されています。フィルターはすべてパッシブで、RIAAはWIMA製のポリプロピレンフィルムコンデンサーを完全整合させたCR型。これらは0.25%以上の精度で整合させているため、オーダーしたコンデンサーのうち、実際に使うことができるのはほんの一部です。
アルマイト処理された本体と電源部の両方のシャンパンカラーの筐体は、サイドの一部に金メッキ処理(960/1000 pure gold)を施し、HSE SWISSに相応しい高級感を演出しています。
底面のディップスイッチで、細かなインピーダンスやゲイン設定が可能です。
Ortofon、Benz、Lyra、ZYXなど主要なカートリッジの最適な値はマニュアルに明記されています。
最大ゲイン84dBを誇るReferenceline 7の幅広いゲイン設定は、出力レベルがどれほど最小であっても、すべてのカードリッジを完全にサポートします。MMカートリッジにも対応しています。
一聴すると非常に濃厚で、上質な空間が広がります。
現代のフォノイコライザーの中では、空間表現が非常に広いわけではありませんが、濃厚な中に透明度もあり、全体を通して安定感のあるテープのような安定感のある音です。
ボリュームとゲイン・インピーダンス調整とキャパシタンス調整の組み合わせで好みの音作りにチューニングもでき、まさにREFERENCEの名にふさわしい製品です。このフォノイコライザーしか出ない音もあり、ご興味のある方は是非、当店にお問い合わせください。