FM Acoustics – For Music and Acoustics Ltd. の頭文字をとって1973年に設立されたスイスのアンプメーカーです。
豊かな音楽的感性から生まれた機智に富んだシンプルな回路構成、拘りぬいた素材選定、徹底的な部品選別がによって一台一台時間をかけて手作りされる一連の製品は、一度その音を聴いた人を虜にしてはなさない独特の魔力を持っているといっても過言ではないでしょう。
FMでしか味わえないサウンドをぜひご体験ください。
プリアンプ FM155MKIIR 常設展示中
プリアンプの代表格FM266やフラッグシップ機FM268などの開発から得た多くの画期的なアイデアを投入し、究極のブレークスルーを果たすシングルエンド・ラインステージプリアンプ。
入力4系統、テープ入出力1系統、そしてプリアンプ出力1系統の、入/出力回路すべてをアンバランス仕立てとし、電源部をセパレート構成とするなど、シンプルにして純度の高いアンプリフィケーションを追求しています。さらに、”FM155-MkIIR”にはリモコンによるモータードライブ・ボリュームコントロール機能をも装備し快適な操作フィーリングを実現しています。
プリアンプ FM255MKIIR
FM255MKIIにリモコンを搭載したモデル。
ボリューム増減は、スローモードとファーストモードを併備し、快適な操作を可能としています。
従来のモデルよりもワイドレンジ、高SN化されています。
刺激音を出さずに滑らかかつ濃密な世界観はFMでしか味わえない音だと思います。
バランス動作の精度を表わす技術用語の一つに“CMRR”、すなわちコモンモード・リジェクション・レシオがあります。この値は、両信号径路へシンメトリカルに混入するハム、ノイズなどの信号の排除能力を示すもの。両径路に侵入した干渉信号がどれだけ強力に減衰されるかが、これでわかります。
いわゆる“バランス”を自称する他のプリアンプリファイアーの40~60dB、つまり100倍~ 1000倍に相当するきわめて精度の高いバランス信号伝送を行なうことを可能とします。
パワーアンプ FM411MkIII 常設展示中
従来のモデルと比較するとワイドレンジ、鮮度感が大きく向上しています。
すば抜けた瞬発力と制動力、その優れたドライバビリティーが生命感溢れる音でスピーカーを鳴らしきるプレシジョン・パワーアンプ「FM411」。
1994年の誕生から十有余年のロングランを経て、今それは新たなバージョン「FM411MkIII」に生まれ変わりました。
初代FM411の基本コンセプトはそのままに、新たなパーツ素材と構造などのいくつかの改良が施されその音とクオリティが一段とブラッシュアップされています。
実効出力パワー:160W×2(8Ω)、290W×2(4Ω)、500W×2(2Ω)
パワーアンプ FM711MkIII
従来の711およびMK2と比べるとワイドレンジ化と合わせて、音の切れがあり、FMらしい濃密な世界の中にも鮮度の高いサウンド。
すば抜けた瞬発力と制動力、その優れたドライバビリティーによって生命力溢れる音を奏でるプレシジョン・パワーアンプ「FM711」。その誕生から十有余年のロングランを経て、それは、新たなるバージョン「FM711MkIII」として生まれ変わりました。
初代FM711の基本コンセプトを踏襲しながら、新たに素材の刷新とコンストラクションの改良が施され、その音には、さらなるブラッシュアップが果たされています。
実効出力パワー:260W×2(8Ω)、500W×2(4Ω)、800W×2(2Ω)