U-BOYです。
以前に、マーテンのParker Duo Diamond Editionを短期デモしました。
素晴らしいパフォーマンスに感動し、正式に展示導入しました。
仕上げは悩みましたが、ピアノウォールナットを選択しました。
デモ機で借りたピアノブラックとはまた違った高級感があります。
ツルツルでスピーカーを持ち上げる時に落としそうになります。
ダイヤモンドエディションは、名前の通り独アクトン社のダイヤモンド・ツゥイーターを搭載しています。
セラミック・ツゥイーターバージョンも発売予定ですが、両社の違いはツゥイーターおよびネットワーク、内部配線(ヨルマデザインのグレード)になります。
セラミックバージョンはまだ日本に入荷していないので未聴です。
この極上の浸透力のある音が、セラミックツゥイーターバージョンでどこまで表現できるのかも気になるところです。
前回はプロトタイプのスタンドで、スピーカーは上に載せるだけの状態でしたが、正式版はきちんと固定できる仕様です。
スタンドの脚元はフローティング系のISO Acoustics社の物が採用されています。この辺もノウハウが隠されていそうです。
アクトンのユニットを搭載したブランドは、Avalon、Lumen White、Kharmaなどが有名です。
ユニット自体の特徴は、刺激音が少なくしなやかで、量感よりもスピード感が出やすい傾向にありますが、採用したスピーカーの音は意外とそれぞれ特徴があります。
マーテンは、純度を極限まで上げたような雑味の無さ、あたりの柔らかさと、適度な暖かみ、潤いのあるサウンドだと思います。
極端に解像度に振り切った神経質な音では無いので、多くのオーディオファイルに興味を持ってもらえる音だと思います。
過去の小型ハイエンドスピーカーと比較しても自信をもってお勧めできます。