U-BOYです。
このたび、Air Force V Premiumの常設展示を開始しました。
トーンアームは、後日Reedの2Gを装着予定ですが、アームが間に合わず、SMEのSeries V-12を付けています。
カートリッジはPlatanus 2.0sです。
従来のVはパネルを組み合わせた一般的なボディでしたが、上位モデル同様、アルミブロックから削り出した筐体に変更されました。
微弱信号を扱うアナログにいおいて、筐体の剛性や各パーツの精度が音に影響するのは容易に想像できると思います。
他のモデル同様、プラッターを空気で浮かす&レコード盤を吸着させるという思想は同じで、これも不要振動を極限まで抑えることに成功しています。
トレースしているターンテーブルをコツコツ軽く叩いても音飛びしないのはこのプレーヤーの強みの1つです。
プレーヤーから音が出るわけではありませんので、実際はカートリッジや、トーンアーム、フォノイコライザーの支配力の方があるのではないか?と考えるユーザーも多く、古いプレーヤーを大切に使われている方もいますが、現代のプレーヤーでしか表現できないSNの高さや空間表現というのは確実にございます。
Air Forceをデモする度に感じるのは、アームやカートリッジの特徴をより際立たせるということです。
たまたま別でデモ中のCH Precidon P1のフォノイコライザーと組み合わせると、静寂の極致といえるようなSNの高さを感じることができました。
SMEのアームは、Reedが来るまでの暫定的な採用ではありますが、1か月くらいはこの組み合わせで鳴らす予定です。