NADAC Player x REFERENCE DAC

U-BOYです。


MSBのREFERENCE DACを再びデモしております。モジュールで各種入力を選択できます。

本機はCDトランスポートから受けるためのAES/EBUやS/PDIFはもちろん、USBとネットワークレンダラー端子も備えております。

今回はイーサネット端子をメインに検証しております。
※USB端子はDELAのマーカーレス再生に対応。MQAのデコード、DSD256の再生も確認済みです。

UPnPでの再生について
MSBのレンダラーはいわゆるOpenHomeではありません。
例えばdCSのネットワークブリッジ、Krellのレンダラーなども同様です。

クライアントソフトでいうと、LuminやKazooは使用できません。
Kinksy、Fidata、mConnectが使用できます。

OpneHome化させたい場合は、同一ネットワーク上のPCやNASにBubbleUPnP Serverを入れることで対応できます。

使い慣れたLuminのアプリで操作したい、Tidalをネットワークプレーヤーとして使用したい場合にインストールします。

BubbleUPnP Serverを使ったTidal受信はMQAデコードはできません。FLACとして受信します。


導入方法は省略しますが、事務用Windows PCに入れた際の当店の設定画面を紹介します。

これでLuminでも使用できます。

UPnPでのDSD再生について
MSBのレンダラーはDSDの再生はDoPE(DSD over PCM Ethernet)方式を採用しています。

この方式に対応するために、MinimServerもしくはJriver Media CenterがインストールされているNASまたはPCが必要です。

日本でポピュラーなDELAやFidataはTonkyをカスタマイズしたものなのでDSD対応できません。
DELAは、MinimServerをインストールできます。やり方についてはここでは省略します。興味のある方はお問い合わせください。


OpneHome化させ、Luminアプリを使ってDSD256の再生ができました。DELAにMinimServerをインストールして運用しております。

Roon Readyについて
MSBのレンダラーはRoon Ready対応済みです。

CoreにNADAC Playerを使用し実験してみました。
この組み合わせは、なかなかインパクトのある出音です。


DSD256も安定して再生できます。


MQAのハードウェアデコードにも対応。

結局、どの方式が音が良いの?
音源は全てDELAに内蔵された共通の物を使用し、
・USBケーブルでDELAと直結
・イーサネットケーブルでレンダラーとして使用
・イーサネットケーブルでRoon Readyとして使用

どの方式が圧倒的に良い、劣ることはありませんが、店頭ではRoonが一番良いと感じました。操作も安定していますね。


u-audio.com/shopdetail/000000005735/

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