Vienna Acoustics、LISZT Reference 試聴レポート

U-BOYです。

ウィーンアコースティックの新製品、LISZT Referenceを短期デモしましたので、試聴レポートします。

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前モデル同様、上部エンクロージャーが分離した構造を採用し、首を振ることでスイートスポットの調整が可能です。

また、フラット・スパイダーコーンウーハーに加えて、特許取得の6インチ・フラットスパイダーコーンドライバーを中心とするVienna Acoustics最新の同軸ユニットを搭載。

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19mm リングドーム・ツイーターと152mm コンポジットコーンミッドウーハーの同軸構造を採用

現状、最新の平面ユニットを採用した最上位モデルです。

従来のウィーンアコースティックのサイズを感じさせないゆったりとした低域も魅力ですが、平面ユニットは反応速度も早く、音の収束も早いため、かなりタイトな低域です。

ユニット径の問題もありますが、ウーファーユニット3発の構成でも程よいボリューム感で、低域が飽和する感じはありません。先日発表されたブックシェルフの新型である、Haydn SE SIGNATUREが平面ウーファーを採用しなかったのは、ウーファー一発では低域が稼げないと判断したのかもしれません。

また、ほどほどの音量でもエンクロージャーが良く鳴っていますので、足回りのセッティングには敏感に反応しそうです。

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前モデル同様、首振り構造です

また、上部エンクロージャーが首振りできる構造になっております。
この平面ユニットは、従来のユニットよりも広がりが良く出ますのでスイートスポットは広く取れると思います。

当店の環境では、本体は並行からやや内振りにし、ツゥイーターの向きで微調整しました。
能率も91dBと高めで、鳴らしにくい印象はありませんでした。

ほどほどのレンジ感で、音は濃いめですが、音の収束が早めなのでもたつく感じはありません。
総じて聞かせ方が上手なスピーカーという印象を受けました。

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