MAGICO A1との意外な組み合わせ 

U-BOYです。

当店で展示導入致しました、MAGICO A1を様々なアンプで試聴をしたのですが、意外な組み合わせがベストマッチだったので、ご紹介いたします。

MAGICO A1は、外観のイメージからいかにもオーディオ的なビビットの音が出るイメージがありますが、よく聞くと決してそれだけではなく空間表現に優れた端正なスピーカーであることがわかります。

ただスピーカーの能力を引き出すのにアンプの能力が問われるので、当初はどんなアンプの組み合わせが良いのか悩んでいました。

実は組み合わせの候補の中で、Fundamentalは候補に上がっていませんでした。A1の感度やインピーダンスから出力が高い馬力重視のアンプが合うと思いこんでいたのです。

Fundamentalは決して力のないアンプではないのですが、”パワー感”とは違った部分に良さがあるアンプだと思っていました。

ところが試しにFundamentalのメインアンプMA10とパッシブアッテネーター ATT10をつなげてみると、音が出た瞬間に驚きました。

以前からFundamentalの組み合わせは派手ではなく、弱音部表現の丁寧さに目を見張るものがあったのですが、特にMAGICO A1との組み合わせではキメ細かい表現が顕著になり、他のスピーカーでは感じられない空間の広さ、そしてその広がり方の自然さに驚きました。

雑味が無くS/Nも良いのですが、“如何にも~”感はなく、とても丁寧で端正に音楽が表現されていること、低域も必要以上に強調されず、さりとて量感は必要十分でほしい分だけ表現してくれる。

細かい音やニュアンスもよく描きわけており、それでいてうるさくなりません。特に奥行き方向への展開の深さ、上下左右もこのサイズのスピーカーとは思えない広がりをみせ、組み合わせの妙といったものも感じさせ、まさにウェルバランスの見本のような再生表現でした。

試聴では、当店にあるスタンドを使用いたしましたが、専用スタンドも入荷しましたので近日写真をアップいたします。

是非当店にご来店いただき、実際に商品をご体験ください。


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