dCS Bartok APEX DAC 登場

追記:Bartok APEX DACの常設展示を開始しました!

U-BOYです。
先に登場した、Vivaldi, およびRossiniシリーズで大変好評なAPEXアップデートがBartokにも適用されました。

今後、現行品はAPEX DACとして販売されます。
従来のユーザーには、VivaldiやRossiniと同様、アップグレードサービスがございます。

dCS Bartok Apex DACは、従来のBartok DACと比較して、多くの改良点があります。
DACチップへ電源供給方法、電源、クロックおよびその管理方法、バッファーアンプ回路の改良など多岐に渡ります。

短期間お借りすることができましたので、常設している従来のBartok DAC+と比較試聴しました。

外観は全く同じです。上 Bartok APEX DAC / 下 BARTOK DAC +(ヘッドフォンアンプ付き)

まず、外観や機能の違いはありません。
イーサネット接続にてRoonで比較しました。

出力6V、フィルター、アップサンプリングも同じ設定で比較しました。

印象としては、まずレンジが拡張されたようなイメージで、特に高域方向がストレスがなく伸びやかになったと感じました。
また、低域もレンジは拡張されています。中低域の膨らむ部分がほぐれて下まで伸びています。従来モデルのこの厚みも捨てがたい魅力はありますが、多くの方に新型の傾向は歓迎されると思われます。

SNはもともととても優秀で何の不満もありませんが、暗騒音の雰囲気まで分かるような背景のザワザワした部分がより手に取りやすくなりました。

上位モデルとDAC周りは同一回路だと聞いておりますので、APEXへのアップグレード代金も共通です。
同じことをやるので値段が変わらないのは当然ですが。

当店の展示機も近く処分し、新型のAPEX DACを迎え入れる予定です。

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