U-BOYです。
スイスCH PrecisionのプリアンプL1、モノラルパワーアンプ、M1.1monoを期間限定デモ中です。
同社はデジタル機器が強いイメージがあるかもしれませんが、このプリとパワーのセットが提示する世界は超ハイレベルです。
L1は圧倒的な静けさがあり、まずSNにおいては過去のプリアンプの中でも最高水準だと思います。
接続された全てのソースのDCオフセットを調整し、L1内部で管理しています。
ボリュームコントロール時のわずかなポップノイズですら完全に除去されています。
例えば、スチューダー、WADIAなどの往年のデジタル機器においても真価を発揮することができます。
音楽のエネルギー自体は損なうことなく、驚異的な静けさと、躍動感を両立しています。
パワーアンプM1.1は前作M1をさらにブラシュアップしました。
当店では、かつてMAGICO Q7という大型スピーカーを常設展示しておりました。
その時に新品中古問わず、様々なパワーアンプと繋いで鳴らしておりましたが、その中で一番スピーカーを気持ちよくドライブしていたのが、CH PrecidonのM1でした。
M1.1はそれ1台でステレオパワーアンプとして使用することも可能ですし、2台組み合わせることでモノラルアンプ、バイアンプ、ブリッジモードと多様な使用が可能です。
他のパワーアンプ同様、フィードバックの値やゲインも細かく調整できます。
前作M1では、パワーアンプの核となる電源部には、妥協を排した巨大な電源トランスとコンデンサーを搭載し、オーディオの基本を徹底的に追求していたのに対して、M1.1では、さらにこの基本部分にメスを入れ、新型の大容量キャパシターを搭載し、厳しい負荷で低いESR(等価直列抵抗)を保つ能力を大幅にアップさせることで、明らかにサウンドクオリティを向上させることに成功しています。
サウンドは、より現代的な音でありながら、ドライブ力はあるのにあまりにも軽々とどんなスピーカーも鳴らすので、ユーザーにパワーが出ていることを気づかせない、真のハイエンドアンプといっても過言ではないでしょう。