CHORD新製品 ULTIMA INTEGRATEDを試聴しました

U-BOYです。

CHORDの新製品、プリメインアンプ ULTIMA INTEGRATEDを試聴させていただきました。

CHORDは、1989年の会社設立以来、その哲学にそってモノづくりを行ってきました。最初のアンプは BBC に供給され、その後、アビーロード、ソニーミュージック (ニューヨーク)、そしてその後、ザ・ロイヤルなどの世界有数のスタジオに供給されました。

今回のULTIMA INTEGRATEDは、ULTIMAシリーズ初のインテグレーテッドモデルになります。近年から続くULTIMAシリーズで受け継がれた、デュアル フィードフォワードテクノロジーと独自の超高周波スイッチング電源と共に、”コードの世界観”をコンパクトで美しいコード独自の筐体に収めています。
入力は、バランス1系統 アンバランス3系統・パワーアンプとしても使用できるAVスルー入力もあります。また、プリアウト出力もあり、プリメインアンプの出来てほしい内容としては、一通りカバーしています。
以前のシリーズと比べても使い勝手は非常に向上しており、アンプからの残留ノイズの減少している点や、ボリュームのフィーリングや小音量時の再現性についても非常に進化しており、エントリーモデルではありますが、完成度の高い製品だと感じました。

実際の音は、電源を入れた当初から、よく鳴っています。今回は、それほど長い時間での試聴はできなかったのですが、まさにスイッチをいれた当初から安定して、完成度の高い音を表現してくれていました。

それは、わざとらしい”如何にも”というわけではなく、非常に自然で、サウンドステージも広く・情報量も多く、その中で、うるさくない印象でした。音色に関しても、適度に温度感を持たせながら、入ってくる音楽信号で表情を変えてくれ、一本調子にならないところにその技術力の高さを感じました。インテグレーテッドアンプをお探しの方には、一度は聞いていただきたい製品の一つです。

ご興味をもたれた方は、ぜひお問い合わせください。

https://www.u-audio.com/shopdetail/000000008343

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