DELA 第3世代モデルが発売開始されました

U-BOYです。

先日、DELAから第3世代のモデルが発表されました。

画像

短期でNA1-S20とスイッチングハブのS100をお借りしています。

画像

発表されたNASは大きく分けるとフルサイズのN1Aシリーズ、フラグシップモデルのN1Zシリーズがございます。

N1Aシリーズは下記3モデル(それぞれシルバー/ブラック有り)
N1A/3-H30 (3.5インチ3TB HDD x 1) 定価180,000円
N1A/3-H60 (3.5インチ3TB HDD x 2) 定価240,000円
N1A/3-S20 (2.5インチ2TB SSD x 1) 定価240,000円

画像

N1Zシリーズは下記3モデル(それぞれシルバー/ブラック有り)
N1Z/3-H60 (2.5インチ 3TB HDD x 2) 定価520,000円
N1Z/3-S20 (2.5インチ 2TB SSD x 1) 定価750,000円
N1Z/3-S40 (2.5インチ 2TB SSD x 2) 定価850,000円

メーカーの方の話では、CPUやメモリ、いわゆるPCスペック的なものは変わっていないそうです。

ストレージはHDDモデルが3TB、SSDは2TBがベースになっているのが大きな違いです。

また、N1Aに待望のSSDモデルが登場しました。

こちらは戦略モデルになっているそうで、想定よりも反響が多く早くも品切れになっています。
当店もSSDモデルをオーダーしていますが、まだ店頭には入荷しておりません…。

従来のモデルのファームウェアは3.xx台でしたが、この第3世代は4.xx台からスタートします。
OSは一新されていて、今後4.xx台でしか使用できない機能も搭載されていくそうです。

旧モデルをご使用の方は有償でアップデートも可能ですが、今後の新規機能を確認してからでも良いと思います。

現在、短期でN1A/3-S20 (2.5インチ2TB SSD x 1 定価240,000円)を借りてデモしています。

このモデルは展示発注済みですので、後ほど常設いたします。

現時点では大きな違いは感じませんが、ディスプレイが大きく見やすくなりました。

少しマニアックなところでは、トンキーサーバー(メディアサーバー)を停止する機能が追加されています。

個人的にはかなり昔にリクエストした機能だったので嬉しいです。
従来はファイル共有機能(SMB)しかオフにできませんでした。

メディアサーバーはそれなりにPCに負荷がかかりますので、Roonのストレージに使っているなど、メディアサーバーが不要な方も割といらっしゃると思います。

また、以前のシリーズはフォルダの一番上の階層がShareとなっていましたが、Internalに変わっています。

画像

Roonでマウントする時は注意が必要です。

既にオーディオ用NASとして至れり尽くせりの仕様だと思いますが、今後のさらなる新機能に期待したいです。

画像

スイッチングハブS100は新規で基板から作っているそうです。

100Mbpsポートを4ポート、1000Mbps ポートを4ポート、SFP(光ファイバー等に対応した小型汎用)ポートを2ポート搭載。

各ポートの状態表示LEDは明滅の影響を排除するためワンタッチで消灯可能です。ほか、電源部にはN1/3同様の大容量コンデンサバンク基板を搭載しているほか、シャーシには2mm厚の鋼鈑を採用。

スイッチングハブもテレガードナー、SOtMをはじめ、各社色々なモデルが出てきました。

ストリーミングも含めたネットワークオーディオで考えた場合、スイッチングハブの性能は音質に大きく影響します。

当店で常用しているバッファローのBSL-WS-G2108M/A(QoSなど各種設定済み)と比較してみました。

分かりやすいように、スイッチングハブにはRoonCoreを搭載しているNADAC Playerだけを接続し、交互にTidalやQobuzのストリーミング音源で比較しています。

バッファローモデルと比べると、高さ方向などの空間の広さと、音の鮮度感の違いが良く分かります。

設置スペースの関係で写真のようにNASに載せているような状況ですので、まだまだ伸びしろはあると思います。

付属の電源は12V4A センタープラス2.1mmですので、これを良質なリニア電源に替えても面白そうです。

目次