YG Acoustics HAILEY 3.2を試聴しました

U-BOYです。

YG Acoustics 新製品、日本初上陸のHAILEY 3.2をとある理由によりいち早く、試聴させていただきました。

YG Acousticsの体制が変更後、日本初上陸のリファレンスシリーズであるHAILEY 3.2をどこよりも早く試聴させていただきました。

YG Acousticsの新体制下では、なかなか新バージョンの技術情報を明かしてくれないらしく、どこに変更点があったのか本国のWEBサイトをいろいろ確認したところ、一番目についたのが、その重量です。

海外の発表で何となくネットワークの強化を図ったとは、知ってはいたのですが、外形寸法はまったく変わらないのにその重量は、15kg近く増加しており、クロスオーバーネットワーク回路だけで、それだけの物量を投入されているとは思いもしませんでした。

これ以外の変更点としては、hybrid Lattice ツィーターの採用や、ツィーターガイド角の大幅変更があり、それによってどんな風に音が変化したか非常に興味をもっていました。

実際に音を聞いてみると、2.2i時代と比べて非常に懐が深くなっています。
以前のシリーズでは、圧倒的な性能の音であるという印象はあったのですが、ソースによっては、その”粗の部分”が強調されしまい楽しめないものもありました。しかし、今回のシリーズは神経質な部分がほぐれて、しなやかさが増しソ-スジャンルの受け入れ幅も大幅に広がった印象です。

YG Acousticsのスピーカーといえば、上位になれば上位になるほどとにかく集中して音を聞き込むといった印象だったのですが、リラックスして音楽を聴きたいときは、非常に心地よく、集中して聞きたいときは情報量や表現力を最大限、表現してくれる非常に素晴らしいスピーカーに生まれ変わりました。

今回は、1種類のアンプでしか試聴はできませんでしたが、機会があれば別のシステムでも聴いてみたいと思わせる素晴らしいスピーカーです。

ご興味をもたれた方は、ぜひお問い合わせください。

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