MoFi Electronics カートリッジ3種類を試聴しました

U-BOYです。

MoFi Electronicsのカートリッジ3種類を試聴しました。

MoFi Electronicsのカートリッジは、以前にMMカートリッジMasterTrackerのみ聴く機会があり、とても好印象でした。今回は、MCも加わりアラン・パーキンス氏がどんな音作りをしてくるのか、興味津々です。

MMカートリッジMasterTracker は、もともとレコード溝を作るカッティング ヘッドのレイアウトを反映した V-Twin デュアル マグネット ジェネレーターを備えています。レコードの溝と平行に V 字形に配置された 2 つの低質量の強力な磁石を採用することにより、LP から音楽を正確に抽出し、優れたトラッキング能力を実現しています。

MCカートリッジSTUDIOSILVER MCは、スタイラスにヌード マイクロリニア 、カンチレバーには高性能ボロンを採用。発電回路は、コイルにPCOCCとネオジム磁石とパーメンジュールヨークで構成されており、オーディオ信号に最も抵抗の少ない経路を提供することで、純粋であると同時に明瞭さを表現してくれています。

MCカートリッジULTRAGOLD MCはヌードシバタ スタイラスとボロン カンチレバー、発電回路は、コイルにPCOCC・ネオジム磁石・パーメンジュールヨークで構成されいます。カートリッジの明白なローエンド再生、高い過渡応答性、堅牢なミッドレンジを実現してくれます。

3つのカートッリジを聴いてみるとメーカーとしての一貫したフィロソフィーを感じます。
音楽への忠実な再現性と切れ味の良さ・定位の明確さ、それに伴う見通しの良さが特徴です。特に上位機種になればなるほど、見通しの良さがさえわたり、ULTRAGOLD MCになるとリッチなサウンドも実現してくれます。

かと言ってMasterTrackerが、落ちるわけではなくMMカートリッジにして、この完成された表現力をもっているものは、他にはなく非常に稀有な存在といって過言ではありません。特に録音の良いレコードでは、この価格とは思えない再現性を実現しており、聴かれたことのない方には、ぜひご体験頂きたい製品です。

ご興味を持たれた方は是非お問い合わせください。

                                 

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