Roon Nucleusの取り扱い開始

U-BOYです。

このたび、Roon Nucleusの取り扱いを開始しました。

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今回は、ご注文いただいたお客様のご厚意で、新品を少し店頭で検証しました。

当店では、NADAC PlayerのRoon Coreをメインに運用しております。
Roonの使い勝手の良さ、特にストリーミングサービスとの連動性は素晴らしいです。

少し前にはネットワークプレーヤーの雄であるLINNがRoonで動くようになったこともあり、Roonを使うお客様の数も増えたと感じます。

Roonは、Windows、MACどちらでも動かすことができますが、一般のPCで運用したくないという方にお勧めなのが、RoonのオフィシャルPCである、このNucleusです。

以前からインテルのNUCに専用のOSをインストールしたROCK(Roon Optimized Core Kit Rock)はありましたが、Roonのオフィシャルとして、ハードウェアから作りこんだものはこれが初です。

Roonには幾つかの特徴があります。

機会があれば、機能や設定方法なども紹介したいと思いますが、ネットワークプレーヤーとの一番の違いは、音楽データは全てRoon側で処理をしてから、オーディオ機器に送ることです。

例えば、DSDに対応していないDAC、PCM96Kまでしか対応していないプレーヤーでも、Roon側が処理できる周波数に変換して送ります。

ネットワークプレーヤーの場合、タグ情報の表示は、使用しているNAS(DLNAサーバー)にも依存されますが、Roonの場合はそれも全てRoon側で処理しますし、そもそもNASを使わずにUSB-HDDでも問題ありません。

また、複数の機器に対して、それぞれ別の音源を再生することもできます。

デメリットとしては、それらの処理を行いますので、PCとしての負荷が大きいということです。

Nucleusには2種類のグレードがございます。
違いはCPUとメモリです。

主にライブラリーの音源の数、DSP処理などを積極的に行いたいかなど、用途に合わせて選んでいただいて良いと思います。

今回デモしているのは、標準のNucleusですが、3台の機器を同時に動かすくらいでは動作は全く問題なく安定しています。

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一般的なノートPCで運用する場合と比べて、音質上はかなり有利です。
具体的には力強さ、音の濃さに違いを感じます。

しっかりとした筐体であることや、余計なことをしない専用OSによる恩恵はかなり大きいと思います。

当店で常用しているNADAC PlayerのCoreとの比較も行いました。

音質傾向としては、ワイドレンジで弱音を丁寧に拾い上げるNADACのCoreに対して、Nucleusは、凝縮感があり力強い音という印象を受けました。

Nucleusは今のところ常設展示は予定しておりませんが、試聴機をご用意することは可能ですのでお気軽にご相談ください。

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