Van Den Hul MCカートリッジVDH-COLIBRI XGPのご紹介です

U-BOYです。

オランダのブランド、バンデンハルのMCカートリッジ VDH-COLIBRI MS XGPを聴かせていただきました。

全磁気回路を極小化することにより歪みやノイズを低減しコンプライアンスのチューンを実現させることで軽量トーンアームの使用を可能にしました。

トレーシング能力を飛躍的に向上させ 磁気回路を極力針先に近づけるため、あえてフロントポールピースを取り外し、カンチレバーの有効長が約50%の短縮化を可能としました。このことにより、直線性に優れた磁気変換特性を実現しています。

また、カンチレバー材に弾性率・減衰性に優れ、粘り強く耐久性に優れた素材のボロンを採用することでトレーシング能力を飛躍的に向上させました。

VDH-COLIBRIは”使用線材”および”ボディ素材”により、下記バージョンがあります。
□XCバージョン:MC*カッパー線材採用/出力電圧0.65mV/ch

■XGバージョン:MC*ゴールド線材採用/出力電圧0.4mV/ch

上記2種類にそれぞれ

◇Pタイプ:ポリカーボネート材の樹脂製。ボディカートリッジ自重6.0g

がご用意しています。

音の第一印象は、非常に細かい音を明確に表現するカートリッジだなと思いました。

どのレコードを聴いても”こんな音、このレコードに入っていたの?”と非常に驚かされました。表現される空間もとても広く、明確で曖昧なところがなく特に見通しの良さは、他の追随を許さないと言って良いと思います。

かといって音色に粗さは無く、非常に上品な鳴りぶりが印象的でした。まさにこの価格帯も相まって唯一無二のMCカートリッジと言っても過言ではありません。

VDH-COLIBRI MS XGPで、この再現性でしたので、上位のVDH-COLIBRI MS XGWでは、どんな表現になるのか想像もつきません。

ご試聴のご用命、お問い合わせは、ぜひ当店にお申し付けください。

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