VIVID AUDIO KAYA S12 試聴レポート

U-BOYです。

VIVID AUDIO のKAYAシリーズの新製品であり、KAYAシリーズ初のブックシェルフタイプであるS12を専用スタンドとともにお借りすることができましたので、試聴をさせていただきました。

VIVID AUDIO のKAYAシリーズ新製品、初のブックシェルフタイプS12を専用スタンドともにお借りしました。

デザイン・質感は如何にもVIVID AUDIOといった印象です。専用スタンドも含めて、デザイン的には統一されており違和感は、ありません。

有機的なデザインと独特のつるつるした素材もローレンスデッキーのこだわりを感じ、彼の世界観を象徴するデザインと言ってよいと思います。

KAYA S12 は、たった12リットルの内部容積にもかかわらず、はるかに大きな GIYA G1 のために最初に開発されたアブソーバー・チューブを使用しています。

小型スピーカーでこれを実現することは思ったほどに簡単では無く、設計者ローレンス・ディッキーはシミュレーションを重ねて2ウエイのスモールスピーカー用に最適化された、オムニアブソーバー・チューブを完成させました。

このアブソーバ・チューブはエンクロージャーの内部あらゆる方向からの共鳴・共振を大変効率的に消散させることを可能にしクリーンで正確なベースサウンドと無着色で透明なミッドサウンドを実現させています。

実際の音は、このデザイン・サイズ・価格からは、想像もできないくらいスケール感が大きく、奥行き方向への広がりも非常に広く、そしてその広がり方は、非常に自然です。音色は、躍動感があるというよりは、冷静で、どちらかといえばモニター調の表現です。

苦手なソースは特にないもののスィートスポットに入って聞いた際の音は、独自の世界観を表現しており非常に魅力的なスピーカーであると思います。特に鳴らしずらいとか、セッティングがシビアといった印象もないのですが、できれば、ドライブ力のあるアンプでならしてあげると、さらにマッチしてくれそうな印象です。

ご興味のある方は、ぜひ当店にお問い合わせください。

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