ファンダメンタルプリメインアンプ「PA10」を試聴させていただきました。

ファンダメンタル プリメインアンプ PA10をお借りする機会をいただきました。当初、電源別筐体と聞いていたので、大型化するのかな?とか収まりはどうなるのかな?と少し不安に思っていたのですが、実際の本体をみると杞憂でした。シンプルで非常にコンパクトな見た目に合わせてセレクターも搭載され、唯一の弱点も解消されました。

コンパクトの見た目に反して、中身の物量投入具合は凄まじく、700VAのリングコアトロイダルトランスをアンプ部とは別筐体に搭載し強力なレギュレーションの確保とともに高S/Nを実現しています。1,000μFのカスタムスリーブレスコンデンサを±各16個ずつ並列接続してケミコンブロックを構成し、アンプ部への給電に使用しており、強靭かつハイスピードなパワーサプライを担っているようです。

電流増幅段の基本構成は、広帯域バイポーラトランジスタによる3段ダーリントン回路にて構成しています。鈴木哲氏のこだわりのつくり込みにより、発振防止用コイルや出力に直接に挿入されるプロテクトリレーを排除し、事実上音質劣化のない実質の駆動力を高めるオリジナルプロテクト回路を搭載しているそうです。さらにこの入力段の素子はすべてサーマルカップリングされておりすべてのJ-FET素子が均一な温度下で動作をすることによりDCドリフトとサーマルノイズを完全に排除しているそうです。

一聴してみると、”押し出し感が強い”とか”抜けるような解像度”とか”切れるようなハイスピード”というような派手な音では決してありません。しかしどこまでも自然で、よくよく聞きこんでみると、そのきめの細かさや、細部のディティールや情報量が素晴らしく、さらに時間軸表現も正確で、音楽の微細なフィーリングが特に、生々しく表現されています。それにもかかわらず、少しも押しつけがましくないので、本当に音楽だけに集中できる類まれなるアンプだと思います。

 

 

 

本商品、絶賛発売中です。ご興味がございましたら、ご遠慮なく是非当店までお問い合わせください。

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Constellation AudioのフォノイコライザーPERSEUSを期間限定で展示中です。

 

Constellation Audioの代名詞といっても過言ではない、フォノイコライザーPERSEUSお借りする機会をいただきました。

見た目は、非常にシンプルで美しく操作部もタッチパネルと非常に現代的なデザインですがメイン設計者は、かのジョン・カールです。四半世紀立っても彼の新たな製品にかける情熱、古い素子や、やり方にこだわらない柔軟な発想力が、Constellation Audioのすばらしさの一因になっているのだなあとつくづく感じました。

 

PERSEUSの音の良さの要因の一つにその独特の信号回路の構成があるそうです。信号回路は、J-FETとMOS-FETを使用した、コンプリメンタリーバランス回路で構成されていますが、特に入力段では音質に優れたJ-FET素子を選別使用。HOT側回路用に5ペア、COLD側回路用に5ペアをそれぞれカスコード接続することにより、ノイズレベルを通常の5分の1以下に押さえることに成功しています。

この入力段の素子はすべてサーマルカップリングされておりすべてのJ-FET素子が均一な温度下で動作をすることによりDCドリフトとサーマルノイズを完全に排除しています。

 

音を聴いてみると、決してハイスピードなわけではないのですが、針を落としてすぐに、その豊潤で滑らかなサウンドに魅了されます。

どちらかというと、温かみのある音ではあるのですが、空間は非常に広く、定位も非常にきちっとしており、音像もはっきり・くっきりとしています。ただ、だからと言って出音がドライになることは無いのです。背景のノイズレベルが非常に低いのですが、そこにわざとらしさが全く無く、まさに”機材が消えて音楽だけが存在する”といった印象になります。また既存のシステムの弱点をあたかもカバーしてくれるような印象もあります。価格は決して安いといえる代物ではないのですが、流石のクオリティーであると認めざるを負えませんし、これを所有してしまえば、フォノイコライザーは、もう買い替えなくても良いかなと思わせるような唯一無二の魅力があります。

今回の試聴では、そこまでハイレベルのターンテーブルシステムで試聴したわけではないのですが、それで”こんな音が出るの?”といったサウンドになりましたので、上位クラスのターンテーブルでは、想像もつかないサウンドになるに違いありません。

 

是非、この機会にご来店いただき、そのサウンドをご体験ください。


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U-BOYです。

Kuzumaのアナログプレーヤー、STABI S コンプリート・システムⅢアドバンスをお借りしました。

1/20までの短期間ですが店頭デモしております。
カートリッジは同社のCAR-40、フォノケーブルにヨルマフォノを使用しています。

Kuzumaというと、筐体が無いスケルトンボディが目を引きます。

強固なブラスの円柱を組み合わせたT型のベースは、余計な共振を避けるためのもので、弱音のニュアンスから開放的な音にも貢献していると思われます。

工作精度も高く回転も非常に安定しています。

試聴にはCAR-40、ヨルマフォノを経由して、イコライザーはSoulnoteのE-2を使用しました。

まず、最初の印象としては、多くの人が連想するアナログサウンド=中低域が充実して力強く、破綻が無く安心して聴けると思いました。

ただ細かい情報もしっかりと出ていて音数はかなり多いです。
同価格帯のプレーヤーの中でも完成度はかなり高い印象を受けました。

高解像度に振ったデジタルっぽいプレーヤーも増えてきましたが、Kuzumaは王道的なプレーヤーだと思います。

調整も理詰めで追い込めるプレーヤーですので、セッティングのし甲斐もあります。


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U-BOYです。

レコードアクセサリーのAFI、FLAT.2をお借りしたので店頭で実験してみました。

写真だと周りの映り込みもありますが、実物は高級感があり大変きれいな仕上がりです。

この製品には大きな特長が2つあります。

まず第一に反ったり歪んたレコードを平らにする機能です。

第二の機能は、リラクゼーション・プログラムです。

ゆっくりと均一に加熱(及びその後冷却)し、温度をコントロールしながらレコード盤をリラックスさせストレスを除去していきます。
レコードをプレス直後の音溝に一層近づけることが可能になるそうです。

まず、視覚的にも分かりやすいので、手もちのレコードで最大限反ったレコードを用意してみました。
70年代のドイツグラムフォンプレスです。一応オリジナルです。

iPhoneで録画しみてました。
修正前

これをスタンダードプログラムで平らにします。
経験上、レコードの反りは重量盤ほど修正に時間が掛かると思います。

通常の反りであれば1回でほぼ修正できますが、このレコードはスタンダードプログラムを2回実施しています。
修正後

同じレコードとは思えないくらい平らになりました。

熱を加えて反りを直す機器は他社でもありますが、AFIの良いところは音質的な副作用を感じない(むしろ音が良くなる)点です。

次にふだん聴きなれているレコード幾つかにリラックスモードの処置を行いました。


Shelly Manne & Jack Marshall ‎– Sounds Unheard Of!

1962年のプレスです。
もともと高音質で鮮度や定位感など現代の指標でも十二分に通用するものですが、音がほぐれて伸びやかになる印象を受けました。


Wanda Wilkomirska & Ann Schein ‎– Two Sonatas For Violin and Piano
1970年のプレス
このレコードも元々超優秀録音ですが、エネルギー感を損なうことなく、音がほぐれて伸びやかになりました。

高級レコードクリーナー、超音波やバキューム式洗浄機でレコードをクリーニングした時と同等以上という印象で、思ったよりも変化量は大きいと感じました。

ベールを1枚剥いだようなイメージで、音が伸びやかになり、見通しの良さも向上します。

特に副作用は感じませんでした。

70万円というプライスは安くはありませんが、オリジナル盤のレコードをたくさん持っている方であれば、レコード洗浄機同様に手放せなくなるアイテムだと思います。

反りの修正よりも音質改善効果の方がむしろ大きいと思います。


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U-BOYです。

新生ロクサンのターンテーブル、Xerxes 20を短期デモ中です。

今回はスタッフの製品評価が目的でお借りしております。短いデモ期間になりますので、ご試聴希望の方は日程を確認ください。

当店は中古の買取、販売もございますので、かつてロクサンの製品は何度か扱っています。

ロクサンの特徴というと、第一にターンテーブルの工作精度の高さが挙げられます。
ゴムベルトを掛けない状態でターンテーブルを回すと、長時間回り続けるのは有名ですね。

最初にターンテーブルを装着するときは、軸が所定の位置に降りるまでかなり時間が掛かります。

今回のXerxes 20もその点は全く変わらず、回転精度の高さもそのままです。
この回転精度は音の安定感にも反映されていて、重心の低いしっかりとした低域が出ます。合わせてフローティング構造特有の解放感も持っています。


トーンアームの新作、ワンポイントタイプのSARAは、従来のロクサンのアームとは異なり、装着したまま高さ調整ができるようになりました。

アームの支点を上部に設置し、レコード盤面に近い高さに支点を置く考えは、ワンポイントアームとしては理想的で、トレース能力も従来のTabrizと比べると大きく向上しています。

今までのアームは、カートリッジ変更時の高さ調整の際は、アームをベースから外して調整する必要がありましたが、今回のモデルは装着したまま調整できますので、非常に便利になりました。

また、オーソドックスな外観とは異なり、各部の振動の逃がし方など、随所でメーカーのノウハウ、こだわりを感じる製品です。

以前のロクサンは陰影感を良く出すというイメージに対して、新生ロクサンはやや明るい音色で、適度なメリハリも感じる音です。

調整の奥深さも含めてアナログの醍醐味を味わえる製品です。


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U-BOYです。

お客様からご注文いただいたアナログシステムを、納品前に仮組みしましたので紹介させていただきます。

純正システムといえるほど美しい組合わせです。

お客様の求めている音質、サイズ感(あまり巨大にならないように)、調整のしやすさなどを考慮し、何パターンか組み合わせを提案させて頂き、今回のシステムとなりました。


純正システムと間違えそうなほど、しっくりときました。

プレーヤー clearaudio / Ovation
トーンアーム Reed / 3P マットゴールド仕上げ
カートリッジ LYRA / KLEOS
イコライザー Boulder / 508
等々…。

clearaudio Ovationの高い制振性からくるクッキリとした力強い音に、Reedのトーンアーム、ボルダーのイコライザーで少し手綱を緩めて音楽的な表現を狙いました。


今回、アームベースはクリアオーディオ側に依頼しました。


カートリッジは国産の雄、LYRA KLEOSです。
Reedのアームは専用ジグもありますのでアームの取り付けからオーバーハングの調整までシステマチックに簡単かつ正確に行うことができます。


高さやアジマスの調整も簡単に行うことが可能です。
ヘッドシェル部分が水平ですので、クリアオーディオ社のミニ水準器を使用して調整しました。
Reed 3Pはレコードを掛けながらVTA、アンチスケーティング、アジマスの調整も可能です。


フォノケーブルはDIN ストレートタイプ。

米ノードストを選びました。ボルダーのイコライザーはXLR入力専用ですので、DINストレートからXLRの特注ケーブルです。

納品前の軽い音出しですが、イメージした通りの音が出ています。
これからエージングでもっと良くなると思います。

アナログはなかなか希望の組み合わせでピンポイントでご試聴いただくのが難しいですが、できる限りご希望に沿った提案をさせていただきます。

お気軽にご相談ください。


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U-BOYです。

オランダのブランド、バンデンハルのMCカートリッジ VDH-COLIBRI MS XGPを聴かせていただきました。

全磁気回路を極小化することにより歪みやノイズを低減しコンプライアンスのチューンを実現させることで軽量トーンアームの使用を可能にしました。

トレーシング能力を飛躍的に向上させ 磁気回路を極力針先に近づけるため、あえてフロントポールピースを取り外し、カンチレバーの有効長が約50%の短縮化を可能としました。このことにより、直線性に優れた磁気変換特性を実現しています。

また、カンチレバー材に弾性率・減衰性に優れ、粘り強く耐久性に優れた素材のボロンを採用することでトレーシング能力を飛躍的に向上させました。

VDH-COLIBRIは”使用線材”および”ボディ素材”により、下記バージョンがあります。
□XCバージョン:MC*カッパー線材採用/出力電圧0.65mV/ch

■XGバージョン:MC*ゴールド線材採用/出力電圧0.4mV/ch

上記2種類にそれぞれ

◇Pタイプ:ポリカーボネート材の樹脂製。ボディカートリッジ自重6.0g

がご用意しています。

音の第一印象は、非常に細かい音を明確に表現するカートリッジだなと思いました。

どのレコードを聴いても”こんな音、このレコードに入っていたの?”と非常に驚かされました。表現される空間もとても広く、明確で曖昧なところがなく特に見通しの良さは、他の追随を許さないと言って良いと思います。

かといって音色に粗さは無く、非常に上品な鳴りぶりが印象的でした。まさにこの価格帯も相まって唯一無二のMCカートリッジと言っても過言ではありません。

VDH-COLIBRI MS XGPで、この再現性でしたので、上位のVDH-COLIBRI MS XGWでは、どんな表現になるのか想像もつきません。

ご試聴のご用命、お問い合わせは、ぜひ当店にお申し付けください。

レコード再生に対する西川社長の情熱、設計思想、素材や部品の選別、外装のこだわり、

なにからなにまで文字通り前代未聞で、とにかく凄まじい音でした。

2019年秋頃発売予定。予約承ります。

U-BOYです。

この度、独クリアオーディオのアナログプレーヤーを期間限定でデモ中です。

ある程度長い時間デモを行う予定ですが、ご試聴希望の方は、ご来店前にご相談下さい。

現在カートリッジは同社のStradivari V2を、フォノイコライザーはsoulnote E2を使用しています。

カートリッジは普段聴きなれている、PltunsやLyraでもデモしてみたいと思っています。

物量を奢ったMaster Innovationは、プラッターを4層構造としています。上のプラッターは磁力で浮いている状態で、ベアリングゴロや摩擦係数を限りなく無くした設計です。

工作精度も非常に高く、見ていて惚れ惚れする製品です。
ハウリングマージンも相当高いです。

トーンアームTT2はリニアトラッキングアームです。
超高精度ボールベアリングを介してアームが移動します。

この組み合わせは、極めて高い静寂感、品の良さがあり、クラシックファンにお勧めしたいです。
ドイツグラモフォンのライセンスのもとLP生産を行っているもの納得です。

店頭にも新旧DGのレコードはご用意があります。写真のものは全てオリジナルです。

持ち込みももちろんOKです。

あくまでもアナログらしい聴きごたえも兼ね備えていますので、もちろんロック、ジャズファンの方にも聴いて頂きたい逸品です。


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U-BOYです。

この度、アイレックス株式会社との取引を開始しました。
今回リトアニアのReed社のプレーヤー、トーンアームをデモしております。

プレーヤーは同社ではもっともベーシックなMuse1Cです。
ベルトドライブ仕様にしております。

トーンアームは、最上位モデルのReed5Tです。

同社の製品は革新的な技術が多く取り入れられており、斬新でユニークな製品が多いと思います。
今回実際に触って、聴いてみて工作精度の高さ、安定感のある出音も含めて、自信をもってお勧めできるプレーヤーだと感じました。

特にトーンアームのReed5Tは、従来のリニアトラッキングアームとは異なる手法でトラッキングエラーを0にしています。トラッキングエラーが無いことは、すなわちアンチスケーティングも存在しないことになります。定位の良さ、ノイズレベルの低さは当然素晴らしいのですが、従来のリニアトラッキングアームが苦手としている力感、質の悪いレコードのトレース能力の高さも併せ持ちます。

アームはシェル一体型、ユニバーサル型のどちらにも対応しています。
デモ機はユニバーサル型ですので、当店で使用しているAnalog Relax社のKOI-OTO スタンダードを組み合わせています。

プレーヤーのデモ自体は9/21くらいまでを予定しておりますが、途中でMuse1C固定で、トーンアームを下位モデルにしたパターンでもデモを考えております。


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