東欧リトアニアのアナログ専業ブランド、Reed(リード)は、独創的なアナログプレーヤー、トーンアームをリリースしており、日本でも高い人気があります。
色々な製品がありますので、それぞれのコンセプト、違いを紹介いたします。
プレーヤーとアームのセットはもちろん、各種プレーヤーに取り付けるベースの製作も含めてお気軽にご相談ください。
プレーヤー / Muse 3C
ベルトorフリクションドライブを任意で切り替え可能な画期的プレーヤー
ユーザーの好みに応じて、ベルトドライブ、フリクションドライブを切り替えることができる画期的な構造です。両脇にあるモーターは共振を抑えるために径を変えています。
回転精度も非常に高く、重心の下がった安定感のある低域再現。ダブルアームにすることも可能です。
フロントのLEDはストロボを兼ねており回転数の確認が可能、また電子水準器も搭載しています。LEDは任意で消灯もできます。
オプションのバッテリー電源を使うことでより低ノイズな回転が可能。
プレーヤー / Muse 1C
33.1/45回転に加えて16および78回転にも対応
ボディは特殊防振処理を施したバーチ複合材を使用。
カラーはムーンライトブラックとバーチ木目フィニッシュの2種類から選択できます。 ご注文時にベルトorフリクションドライブの選択ができます。
通常の33.1/45回転に加えて16および78回転にも対応します。
回転精度、音の安定感は上位モデルである3C譲りです。
トーンアーム / REED 5T
ターレスの原理を基に、アームの位置と動きをレーザー光とその専用の受光部によって制御、駆動する革新的なタンジェンャルトーンアーム
従来の支点が動くリニアトラッキングアームが苦手としていた、腰の据わった力強い音と、トラッキングエラーが無い事による正確な音場、ノイズの少なさ、内周部の歪の無さを兼ね備えた画期的なコンセプト。柔軟な思想と、それを具現化できる技術力がある同社ならではのトーンアームです。
Reed5Tのアームは、常に音溝と針先の接点を通る音溝の半径に対して垂直(90°)となる様にアームの支点部分を独自のリニアモーターで超高精度調整します。まさに新世代のトーンアームです。
トーンアーム / REED 5A
バーチジオメトリをダブルで使用する独自の「ダブルバーチジオメトリ」と、Reed 5Tにも採用されているターレスの定理を融合
5T搭載のレーザーガイドやリニアモータードライブをなくし、水平方向で自由に動くフロントリンクとバックリンクの2つの可動部と、独自の軸受け機構を組み合わせることで、シンプルで価格を抑えています。。
力強さの点では5Tには及びませんが、一般的なリニアトラッキングアームのような腰高感はありません。また、ターンテーブルとは独立したトーンアーム独自の水平調整機構を搭載し、合理的かつ直感的な調整がより可能になっています。
トーンアーム / REED 3P
トーンアームの重要な3つのパラメーター「VTA」「カートリッジのアジマス」「アンチスケーティング」のそれぞれを、レコードを再生しながら調整できる画期的な構造を採用
軸受機構は、ジンバルとユニピボットの原理を融合したReed社独自の革新的ベアリングシステムを採用する事で、摩擦抵抗の影響を極限まで押さえ込んでいます。またその動きは磁力よってサポートされており、不要な振動や動作を抑え極めて高い安定性を誇ります。
同社のアイコンにもなっているペルナンブッコから連想される有機的な音に加えて、高い工作精度に支えられた安定感のあるサウンドです。
レコード再生中にもアジマスやVTAの可変ができます。とにかくシビアに調整がしたい方には、これ以上の構造は無いと思います。
トーンアーム / REED 2G
世界初、レーザーガイドでアジマス調整(オプション)
Reed2Gは、オプションでレーザーガイドアジマス調整を搭載することができます。従来殆ど目視で行っていたカートリッジのアジマス調整とVTAを、レーザーポインタをすることにより三角測量の要領で精密調整する事が可能。
アジマスは設置時に調整し、3Pのようなリアルタイム調整機構は省略されていますが、VTAとアンチスケーティングは再生中に可変させることができます。シビアに調整したい人向けの3Pに対して、もう少し簡易的に調整したい人向けの2Gというイメージです。